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2016-12-31 今年の総括

2016年 ferix 10大ニュース

今年もお世話になりました。

毎年恒例ではございますが、1年の振り返りということで 10 大ニュースを発表させていただきます。

1) 「はたらきがいのある会社へ」
 2016.1.5 より掲げさせていただいております。
 2015年は「一流の開発会社へ」でした。
 2015年は、まさに「一流の開発会社」への小さな小さな一歩。やっと、それを
 目指す切符をいただいたと思っております。隣駅まで、ですが。
 それから1年。今、一緒の夢を見させていただいております仲間とずっと一緒に
 成長をさせていただくため、長い夢を見つづけるため、仲間にとって、自分にとって
 一番「はたらきがい」のある会社を作り上げたい、そう思って一年の活動を行いました。
 この気持ちは、2017年以降も継続しますが、ひとつの区切りとして初年の報告とさせて
 いただきます。

2) 「はたらきがい面談」開始
 「はたらきがい」とは何か。
 一人一人で別々のものだと思います。会社がチームとして、全員が完全に納得する総和を
 作り上げるのは難しいことですが、チームが掲げる旗に向かって進む道が、できるだけ多くの
 皆さんの「はたらきがい」と合致する道でありたいと思って、始めました。
 月に1回、1時間まで。
 面談するメンバも、月々の報告をするメンバも大変だとは思いますが、どちらにとっても
 大きな経験だと思います。この活動は2017年以降も続けていきたいですね。

3) 年商1億円突破
 遂に。
 2005年の創業から、11年かけてやっと辿りつきました。
 世の中の皆さんにとってはなんでも無い小さな一歩だと思いますが、「会社の規模」を
 求めなかった我々にとっては本当に雲の上の話でしたが、やっと到達しております。
 もちろん、この目標を目指すにあたり、失ってしまったものも多くあるのでしょう。
 ただ、大事なものは継続できているはずです。そのために、前の10年があるのですから。
 大事なものを残しつつ、チームの成長も同時に目指す会社でありたい、そう思っています。
 2017年も倍増できるように頑張ります。

4) 社内ルール整備
 今まで、5人前後で「何を言わなくてもまぁ、わかる」という集団から、協力会社さんを
 含めると20人弱の体制となりまして、色々と「やり方」が必要なサイズとなってきました。
 私はこのようなことを決めるのが本当に苦手ですが、皆さんの協力もあり、徐々に徐々に
 整ってきております。

5) 機械学習案件、IoT 案件、多数
 2016年は「機械学習」という言葉が溢れた一年でした。社会的にも。
 囲碁の世界チャンピオンに勝った AI α碁 はまだ今年の話です。もう、皆さんには
 古い記憶となっていますでしょうか。創業以来、研究案件に多くたずさわり、当時より
 状態推定などをしておりました我々ですが、途中、AR / VR や、サーバでの高速処理等に
 寄り道して、今年は大いに 機械学習関連の案件に携わることができた一年でした。
 もう、世の中としては機械学習よりも、もう一度 AI という言葉の方がよくなってきた
 ような感じですね。我々の携わる領域も純粋な機械学習よりも、周辺技術も取り入れて、
 より AI という感じになってきております。
 今回のブームでみなさんが期待されているところまで到達するのはまだまだ難しいところ
 ではありますが、2045年のシンギュラリティポイントの出現に向けて、我々はまだまだ
 この分野に注力していく予定です。

6) 役員会開始
 今年は社内でいろいろなことが手順かされ、必要な会議も増えました。
 そのひとつが「役員会」。社外取締役に毎回出席していただいての役員会は非常に
 有意義でした。今まで本当に狭い世界で仕事をしてきたんだな、と実感しております。
 来年は皆さんにもどんどん社会の皆さんとの結びつきを持ってもらいたいと強く思っています。

7) 本格採用開始
 今年は創業以来、初めて「年度の採用計画」というものを立てました。
 そして、採用予算というものも予算化しました。予算は順調に消化しましたし、
 専任メンバ、兼任メンバ、主管の相当な頑張りもありましたが・・・、今のところ
 採用人数は計画未達成です。
 ぜひ、来年こそは成果を出しましょう。
 われわれの成果物はまだまだ未熟ですが、仲間になっていただくには何も恥ずかしく無い
 既存のメンバだと思っています。

8) シリコンバレー視察
 これは私個人の話となりますが・・・。
 3月にシリコンバレー視察を行いました。これまで、「私自身が動いて、見て、聞いて、知って、
 考える事が何より大事」と強く思っておりましたが、シリコンバレーに行った事がなかったことは
 痛恨でした。
 それくらいのカルチャーショック。
 それから、基準を持つことができました。「はたらきがい会議」という名の 1 on 1 も
 シリコンバレーからのお土産です。
 メンバがより効率的に働くため、その成果をチームの成果につなげるため、そして、チームが
 成長するためのメソッドはそこにありました。そして、メソッドだけかと思っていましたが、
 魂もそこにありました。どちらも見習わなければ。
 そのキッカケを与えてくれたのは、仲間のシリコンバレー挑戦です。彼の背中を少しでも
 押す役ができて本当によかったです。本当になんでも、勉強になりますし、なんでも成長する
 きっかけになります。

9) 第二創業メンバ退職
 その一方で。
 第二創業のメンバが1名退職となってしまいました。
 弊社が底を経験し、さぁ、なんとか少しでも浮上を、というタイミングで仲間になってもらった
 メンバーです。あのタイミングで、あの状況で仲間になってくれるメンバは・・・、本当に彼だけ
 だったかもしれません。それほどの出会いでした。
 それでも、その後、メンバが増え、社内の雰囲気がどんどん変化していく中で、必死に変化をして
 くださいましたが、最後はちょっと難しくなってしまったかも知れません。
 それでも、彼との出会いは本当に感謝の出会いです。
 同時に、より古くからの仲間も退職しております。
 新しい出会いと、成長、そして同時に変化。目指すものをしっかりして、一歩一歩を間違わないように。
 来年もしっかりと考え続けます。

10) 養鶏事業開始
 最後となりましたが。
 創業以来、「社会のインフラを作る」という思いで新事業を模索してきました。
 サービスもいくつかリリースさせていただきましたし、展示会にも出店 / 展示しましたし、
 アプリもいくつかリリースしてきましたが、今のところどれもうまくいっておりません。
 非常に残念です。
 それでも一歩は前に進めていると信じています。
 そんな中で次の一歩の候補として今までと大きく違う道を模索し始めました。
 まだ何ができるか・・・、全くわかりませんが我々は本気です。
 これだけ違う事業だから、大きな結果がでるかもしれない。

 内容はまだまだ公開できるようなものではありませんが、来年もまた報告できることを
 我々自身、楽しみにしております。

2015年以前の10大ニュースはこちらから。