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2007-3-24 中国物語

中国三日目

杭州から北京に移動しました。
見ておかなければならない、という意味では他にもいろいろ都市があると思いますが、右も左もわからない、中国語も一切出来ない私は先ずは友人のつてをたどりました。というわけで、今回は杭州と北京です。どちらも見ておきたい都市でしたので、ちょうどよかったのですが。

北京到着後、最初に天安門広場に行きました。

まずびっくりしたのはなにより、広いこと!

首都の真ん中で広大な敷地を利用して作られた施設です。見ているだけでもいろいろな土地からきた人達がいることが分かります。中国の広さを実感しました。

日本は島国という閉じた地域で、しかもほぼ単一民族だから阿吽の呼吸で生活しているところがあり、それが和を重んじる長所につながり、自己主張をはっきりさせないという欠点につながっている、という論理展開をよく聞きます。私はこの論理展開に納得していませんでした。なぜなら島国で閉じているとは言っても南北2000km程度の長さがありますし、民族が単一と言ったって1億人以上いる訳ですからいろいろな意見がありますよね。

しかし、そうではありませんでした。私の意見が屁理屈でした。中国に行って本当に感じました。彼らの国は広い。そして、人数も多い。北京と上海の方の地域感情によるいがみ合いは関東と関西以上だそうです。上海と(隣の)杭州のしゃべり方と味付けの違いは関東と東北以上だそうです。

実際に足を運んでみなければちょっと理解できません。そういう意味でも
今回は中国を視察してみて良かったと思っています。

まだまだ、理解していない中国は沢山ありそうです。中国、大きな国です。