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2007-4-27 自由人blog

偉くなるってなに?

昨日の朝日新聞の記事です。
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「偉くなりたい」と思っている割合は他国の3分の1程度の8%。むしろ「のんびりと暮らしていきたい」と考えている子が多い――。
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なるほどです。日本人らしいですねぇ。でも、人より優位に立っていたい(少なくとも比較劣位は嫌)という感情を持っているのも間違いないと思うのですよ。いじめ問題だけでなく、世相全体を眺めていると。

まぁ、でも、現在はTV に出ているような人を除いて、身近な人たちは均一な経済状態、均一な社会的地位の人達が固まって共同体を形成していることが多いので、世界の狭い高校生達はきっとその状況に満足して、アンケート結果のように思うのでしょうね。温室育ちですねぇ、日本人。

もう少しハングリーでも良いというか、もう少し緊張感を持った社会(向上心に溢れる社会)でも良いと思うのですけどね、私は。

でも、「偉くなる」ってなんなのでしょうね。会社等の組織の中で役職が上位になる事を指すなら私も全く同感ですね。なりたく無いです。いや、なりたいですけど、なるための競争をするのは嫌です。そんな性根だから起業してお山の大将なのだと思いますけど。

それにしても「偉くなりたいですか」ってあいまいな質問ですよね(笑)。「偉くなる」=「偉人になる」のなら、なんか科学的大発見する必要がありそうです。しかしこの質問では「偉くなる」=「会社役員になる?」的な匂いを感じますよね。そこに「フェローになる」見たいな匂いは感じませんし。きっと外国では質問のニュアンスもちょっと違うのかも知れませんね。「肩書き名称を伝えることで社会的に尊敬される地位につきたいですか?」ならもうちょっと YES の回答が多かったかもしません。それでも、同じでしょうかね。なんか、同じっぽい^^。

このニュースの最も気になるところは将来の私のライバルが増えそうな点ですね。私は近い将来(10年以内に)晴耕雨読の農業をしたいという野望を持っているのです。皆が晴耕雨読の農業に殺到してきたらどうしよう。。。。