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2007-7-19 社長blog

ネクタイ

独立してから一気にネクタイを締める機会が減りました。

前職でも開発専念の日はノーネクタイで出社していましたが、独立後は開発専念日は今の季節では短パン&Tシャツです。衣服の熱さ等に構わずなにしろ開発効率が最も上がる服装で、というのが私のスタイルです。ただし、そのために仕事に対する意識が低下しては元も子もありません。対処法としてスタッフにも社外に出て行くことを勧めています。さすがに社外の打ち合わせであまりにもラフな格好はありえませんからね。

しかし。
社外の打ち合わせでもネクタイを締める機会が減りました。お客様も技術者であったり、お客様先で「冷房設定の制限をしています!」と書かれていることが多いのがひとつの理由。もうひとつは私が技術者だからです。ネクタイの有無なんかで測られるような仕事はしてないから!と強く思っています。その理由の為にかなり確信を持ってネクタイをしていないのですが先日弊社の取締役に意見されました。

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先方がネクタイをしていないかどうかは関係ない。ネクタイをしないことによって不愉快な思いをする人が1%でもいたらネクタイをすべき。もちろん、移動中は必要ない。面談する時間はネクタイをすべき。逆にネクタイをすることによるデメリットがあるなら話は別。
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うーん。なるほどです。
私は自分自身を追い込む為(ネクタイ無しで勝負するにはそれなりの知識+気合が必要と思っていますので)にネクタイをしていないと思っていたのですが、それも彼に言わせれば「校則違反する高校生の論理」だそうです。まぁ、確かにそうかもしれません。ネクタイをしても自分を追い込んでから営業や打ち合わせに行けばよいわけですから。

子供の頃から「昔からそうやっているから君もやれ」的な論理にずっと楯突いてきた私ですから、同じようにネクタイが要るか要らないかを考えた結果「要らない」と判断した、という自分が居ればネクタイは不要だと思っていたのですが「それは君についてきている社員のことを考えていない」と言われればまさにその通りだと思います。

ひとつひとつ、きっちり。

やっていく必要がありますね。もう一度基本を思い出して。