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2007-8-27 社長blog
ライブドアホールディングス「弥生」売却
ついに売ってしまいました。
旧ライブドアの節操の無い拡大戦略の清算という意図、ライブドアグループの所属することのデメリットの回避、ライブドアホールディングスがコア事業と位置づけているネット関連事業以外のスリム化戦略の実施、購入価格を大きく上回る売却価格を見込んだ純粋な商売の実施。
色々な背景を考えてもこのタイミングでの売却は納得がいきます。ただし、問題はライブドア社長の平松さんが弥生の社長さんだったということです。
平松さん自身はプロの社長さんですよね。読売新聞ワシントン支局でアルバイトをしていたころ渡邉恒雄さんに目をかけてもらっていたり、その後ソニーに入って頭角を現したりされていたことは結構有名だと思います。弥生の社長さんも確か4-5年しかされていなかったように思えます。それでも、以前社長だった会社を売却するというのは格別の思いだと思います。違うのでしょうか。
その決断が出来ることに平松さんの素晴らしさを、その決断をしなければならなかったことにライブドアの現状の苦しさを感じますね。そして、その決断をした平松さんの苦悩を、そんなことは知らぬ顔して生きていける堀江さんにちょっと変な気分を感じます。もちろん、平松さんが苦悩しているという前提ありきの話ですが。
まぁ、そうはいっても私は堀江さんは全く知りませんのでこのニュースで密かに世界で一番心をいためておられるのかも知れません。本当のところは分かりませんけどね。
私にとって会社というか、そこで働いてもらっているメンバはちょっと言葉ではいえないほど大切な人たちです。だからこのニュースが凄く気になりましたね。