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2008-1-31 自由人blog

これが国民性というものなのでしょうか

私は日本以外に住んだことはありません。
旅をしたことはありますが。なので国民性と一口で言っても本当は良くわかっていません。以降の記事はそのつもりで読んでくださいね。

中国産の餃子ですごいことがおきました。弊社のメンバさんのBlogでもかいてあります。

中国さんって結構こういうことが起こるじゃないですか。これは国民性なのでしょうか?それとも違う原因があるのでしょうか。そう思って日本人を外から見たときの特異な国民性って何よ、と考えてみました。

うーん。なんでしょうね。
実は真っ先に思いついたことがあります。

それは・・・・・
  「お金をもらわない」国民性です。

日本の家電製品が世界を席巻していたころ、ついたあだ名にエコノミックアニマルというのがありましたよね。あれは、お金のためにそんなに働くのか日本人!!的な揶揄が含まれていたと思いますが、私の考えでは全く逆でして、お金のため意外にあんなに働けるのでお金ベースで動く外国の方と比較にならない、というものだと思います。
#コスト競争力で、という意味ですよ。発想ベースになれば別の話です。

偉そうな事を書いていますが弊社も同じです。お客様に破格の安さを提供できているのは社内のメンバさんが泣いているからです。私が十分にお支払いしていないから、です。決してこの問題から逃げるつもりはありませんが、現状としては他社さんが出している価格があるのでそれ以上でなければ話にならない、というのが本質です。またはお客様のお支払い状況から比較してこの価格で無ければ話にならない、という感じです。

日本の家電が世界で一番性能が良いというのも同じ理由で納得できます。お金をいただくのが下手ということは逆を見ればお金をお支払いするのが下手(下手、という言い方があっているのかどうかはわかりませんが、笑)、なのです。つまり、お金をお支払いする以上少しでも費用対効果の高い物を探す、という日本人の特性ですよね。そして、先方もお金をいただくのは下手だろうという前提がありきの交渉です。今日も私は家電量販店で、2000円ばかしを値切ってきました(係りの方、ごめんなさい)。

年金の話も根は一緒じゃないかと思うのですよね。あんなの自分のお金が無くなったなんてめちゃくちゃ大問題じゃないですか。でも影響の割りに問題は大きくなっていないと思うのですよ。なぜか。それは一旦お支払いした年金は受け取るときには「払っていただく」お金に換わっているので強く言えないのではないでしょうか、日本人は。長年お付き合いのある社会保険事務所の方がやってはるから、的な自分への言い訳で我慢しているのだと思います。根本には「無くなったものはしゃーない」的な思いがあるのではないでしょうか。もっと言うと「のーなっともんはどげんしょーないがぁ(讃岐弁)」という感じではないかと。話がお金の話ですのでね。

元に戻って、あちらの国の食品に関する話。
これは食品に限っているのでしょうか。それとも自分の属する共同体に影響の無い範囲なら仁義を通す必要など感じない、ということなのでしょうか。どちらにせよ、かなり怖い話です。わが国は食料自給率が3割しか無いのですから。

今更、もっと安全な食を提供してください、という気持ちはさらさらありません。それよりは食品会社さんに中国製品を使わないものの提供をお願いしたいですね。

まずいところは変わっていきましょうよ。中国の方も、日本の方も。自分も。弊社も。