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2006-9-15 ITのお話

iPod と 携帯電話

これが一緒に売られるようですね。
ボーダフォンです。
http://www.vodafone.jp/special/index.html?cc_1001=

ソフトバンクのよるボーダフォン買収が決定的になったときの最初が話題が Apple となにか始めているというニュースでした。その結果がこれなのでしょうか。これで終わりではないでしょうが、第一弾はこれですね。ソフトバンクに期待した方はちょっとガッカリなのではないでしょうか。もうちょっと凄い端末を出して欲しかったですね。

せめて iPod と物理的に接続された携帯を出して欲しかった。

ただ、私はこの話をもう少し別の視点で捉えました。
それはこのスペシャルパッケージに含まれるボーダフォンのサービス「スーパーボーナス」についてです。私は iPod 関連の話題で始めてこのサービスを知りました。サービスの簡単な説明は以下です。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/30849.html

概要をまとめると、端末が非常に安価に手に入る一方、その割引は割賦という概念を利用しているため2年間は端末を変更できない、というものです。

私は経済を学んだわけではないのでニコニコ現金払いと割賦で販売元がどちらが得かはわかりません。ただ、携帯ユーザとして、また、最新携帯向けサービスの開発者としては、「それじゃぁ、ダメじゃない?」と思います。

何がだめかというと、「2年間は端末を変更できない」事が、です。これはユーザの新サービス、新機種を試す機会を奪う事になります。確かに新機種購入を動機付けるために必要以上に販売奨励金が振舞われ、それがキャリア各社の収益を圧迫している事は有名です。もうすぐナンバーポータビリティが始まりますが、キャリア各社は値下げ競争はしないと言っています。それほど、価格に対する警戒心は高まっています。ARPU(加入者一人あたりの月間売上高)も下がり続けているそうです。

しかし、新しいサービスや新しき機種を試したい、使いたい、使っている人が回りに居るという状況は今はまだキャリアにとって必要な環境だと思うのです。携帯はまだ時代の先端を行くデジタル端末であり、最新の IT テクノロジを利用したサービスを享受するポータルだと思っています。大多数のユーザが最先端デジタル端末ではなくコモディティ(日用品)だと思うほどにはなっていないと思うのです。まだまだ、夢を売るハードであると思っています。

この制度を利用するユーザが多いとほとんどのボーダフォンユーザは、新機種及び新サービスを利用していないという状況が生まれます。それは、新サービスの立ち上がりの鈍化、新機種リリーススパンの長期化につながります。それならユーザは他キャリアに乗り換えますよね。

私はそう思うのですが、如何でしょうか。

このスーパーボーナスをユーザが選択することによって一時的に収支は改善されるかも知れませんが、将来的にはしかも結構短期(2-3年)で考えた将来としても、イメージの悪化という負の遺産のほうが強く出てきそうな感覚です。

もちろん、ボーダフォン(ソフトバンク)の私なんかよりずっと賢い人達が私なんかよりずっと時間をかけて、心血を注いで考え出したサービスでしょうし、私が記した問題点などの対処方法は検討しておられるのだと思いますが。

そもそも、私の「スーパーボーナス」に関する知識は軽薄なので、間違えているのかも知れません。

ただ、私は結構ソフトバンクが何をするかをワクワク期待して待っている一人ですので、もうちょっと違うところで新規性を出して欲しかったなぁと思ってしまったので、エントリに書きました。