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2009-3-30 中国物語
日本人のアイデンテティ
先日、外国に行っていました。
外国に行くと行き返りで時間がかかって本を読む時間がドカンと増えますよね。昨年8月くらいからずーっと、実は「北方謙三 水滸伝」を読んでいました。全19巻。かなりのボリューム(笑)。しかも2回読みました。面白かったので。まるまる、9ヶ月くらいかけてしまいましたが、ついに読み終わりました。
で、他の本を読まなければーと慌てています。
まずは、「ひらめきの導火線」。脳科学者の 茂木 健一郎 さんの本です。茂木さんの本は読んでみたいと思いながらまだ一冊も手にしていなかったのでまずは簡単そうな本から。
「発想とはこうするんだ!」という本かと思いきや。ぜんぜん、ぜんぜん。日本人にも発想力はあるんだから元気を出せ、という本でした。いろいろと示唆に富んだ表現も多く、暫くの間、手元から離せない一冊になりそうです。もう、読み終えましたが。2時間あれば、読めてしまう本です。
表題の件を考えさせながら読んでいました。ちょうど外国にいたので。まだ、自分の思考がまとまっていないので、考察の結果は別途書きますね。思わせぶりなタイトルですみません。
終盤、本の後半で「脳は高いプレッシャーのもとでベストパフォーマンスを行うときに幸福物質である”ドーパミン”が大量に分泌される」という、いかにも脳科学者らしい一節があります。我々プログラマはこの一瞬を夢見て毎日悪戦苦闘しているので、「うん、うん。わかる、わかる。」と変なところで共感してしまいましたよ。