Blogブログ
2009-7-31 社長blog
未来の車ってどんな車?
昨日、うちの社員さんと社外に打ち合わせに行った帰りの電車で表題の話になりました。
きっかけは HONDA 学校の看板です。「入学すると HONDA が就職の世話をします」と書いてありました。・・・それは HONDA に入社できるということなのかなぁ?などと話をするうちに、HONDA に入社できるとすると何がしたいか、という話になりました。やはり、私は企画みたいなことをしてみたい。では、どういうコンセプトで社内プレゼンを行うか、という話になりました。
やはり、現状、困っていることの解決が思考のアプローチとして簡単ですよね。
今、車を運転する上で困っていることは大きく2つ。
・混雑
・飲酒後、乗れない
混雑していもオートドライブならば問題無いです。電車に乗っているようなものですから。ただ、オートドライブは安全面の問題が解決しないと実現されないでしょうね。飲酒後、車が運転できない問題は、「その場に置いて帰る」で解決できれば良いのですが。。。そうなると、乗る際は「誰のか分からないけどキーを差し込んで乗る」という事ですよね。これって、カーシェアの会社さんがやっていることで、車そのものよりも社会の仕組み的な問題です。
うーん、なかなかいいアイデアが無い(当たり前ですが)。
地球のリソース的な問題としては車がでかすぎますよね。乗車していない際に。したがって、非乗車時は圧縮可能な車はうけそうです。縦につぶれる(ゴジラに踏まれたようになる)というのは接地面積に変化がないので横にへしゃげる(4輪のバイクのようになる)というのはいかがでしょうか。タイヤを支えるシャフトが伸縮するのは安全面から無理でしょうかね。では、スーパーの買い物カートみたいに後ろのフロントが前のリヤに突っ込むと言うのは・・・?
ありっぽくないっすか!?
いかが思います?
ただ、この場合、出庫は入庫順になるので、映画館とか、スポーツイベントとかのように、ある時刻で一斉に利用者が乗車しだす必要があります。同じ理由で、停車時は縦になる(接地面積が最小になる、前輪が下、後輪が上になって地面に突き刺さった状態)車というアイデアも自分自身で却下です。
ここまで、考えまして。
一番面白そうなアイデアを最後に考えつきました。
オートドライブ機能なのですが、安全面を考慮して、最高速度が 10 km/h の機能。そうです、前日の晩に目的地を設定しておいて、目的地まで先行させておく、もしくは、呑みに車で行って、オートドライブで帰らせておく、というアイデアです。基本的にオートドライブ中の乗車は未考慮です。乗っていないのであれば 10km/h も現実的ですよね。イライラしないし。
どうです、この逆転の発想。
自分が運転しない間の車の状態を未来化する、ということです。
うーん。いまいち?なの?
こういう他分野に関してもいろいろと想像力を働かせるのは非常に楽しい。しかも、良いトレーニングになると思います。
弊社の今週の標語(玄関に置かれるボード)は「未来の車ってどんなの?」です(笑)。