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2009-12-24 社長blog

たしなめる心をたしなめる

先日、高校の先輩と呑んでいました。
私が 50期、出席されていた先輩の中で最高齢は 16期です。

私が 35歳ですので・・・・68歳?69歳?の大先輩です。

他の先輩方、後輩の話もいろいろ今の私の心に沁みる良い話、大切な話でしたが、やはり、その大先輩の話が一番響きました。

実はこの会自体は1ヶ月ほど前に行った同窓会の幹事慰労会です。その同窓会で高校卒業生の中からその時点で一番話が面白いだろうと思われる方に講演を依頼しているのですが、大先輩はまずその話に少し意見を言っておられました。

講師の方の話自体は経済の話です。どちらかと言うと MA などの話。
参加者の皆さんへのアンケートではそこそこ好評だと思ったのですが、大先輩に言わすと「で、どこに六甲精神があるの?」となります。

「六甲精神」とは私の卒業した中学・高校で脈々と受け継がれる単語でして、「六甲 という学校にいることで自然と身に着く精神道」を指します。具体的にはものは何も無いですが、「道」と同義の単語です。全然説明できないので、お知りになりたい方はぜひご入学をお願いします(ワラ)。

「濡れ手で粟」という表現をすると失礼かもしれませんが、お金を利用してお金を生み出す業界で成功している講師の方だからこそ、「そういう世界でも六甲精神を大事にしている」とか「六甲精神がこういうことろで活きる」という話をして欲しかった、と言っておられました。

うーん、なるほど、と。
実は最近、Ferix の会社にある背骨は何なのか?とずっと悩んでいましたので、すっと霧が晴れたような気分になりました。

うん、うん。
大事なことは「そうだ、六甲精神だ」と。

なにか、あまりこう書きますと弊社が宗教団体にみたいに見えますが(笑)、決してそうではありませんよ。

大先輩からのそのあたりの指摘で「ふん、ふん」と納得し、「今日は参加して良かった」と思っていたのですが、更に良い言葉をいただきました。

それが表題の言葉です。

更に、もうひとつ。

  「与えたものだけが残る。集めたものは残らない」

うー。
うー。

難しぃ!そして、でも、良い言葉です。

それにしても。
この言葉をかみしめたはずなのにやっぱり、直ぐに「たしなめたくなる」気持ちが沸いてきます。人間小さいなぁ、オレ。

もっと、もっと精神鍛錬しないと。
メンバ全員で楽しく日々を送らないとね!