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2006-11-8 社長blog

将来のビジョンはなぜ持たないのか

Ferix 設立から一年半が経ちました。
そろそろ飛躍したいと思っています。

個人の、会社の、成長を更に加速させたいと思っています。
そのため一緒にやっていく仲間を募集中です。

普通に募集していただけではなかなか見つかりませんので、ハローワークに登録しました。すると何人かの方に興味を持っていただけました。そして、面接もしました。

われわれの会社は入社時にソフトウェア開発技術は問いません。問うのは以下です。
 1)社会人としてのヒューマンスキル
 2)労働に対する価値観の一致
 3)将来のビジョンの共有有無(可否)
 4)論理思考の得手不得手

重み付けは上から順に、2:3:3:2 くらいでしょうか。

将来のビジョンの共有にはかなりの重みを置いています。やはり、われわれの仕事はソフトウェア開発。ご他聞に漏れず、短期的な目で見るととてもしんどいです。労働時間も長い。それでもそれを乗り越えて一緒にやっていくには将来のビジョンが必要です。それを共有した上で逆引きして、現在のポジションで一緒に歯を食いしばる、そういうことが必須だと思っています。

特に弊社のような小さな会社で、十分なリターン(給与)の支払いも無い、将来への約束も無い会社では。

ところが、です。

面接に来ていただいた方に将来のビジョンを聞いてもほとんどの方が持っていないです。

なぜなのでしょう。
・・・理由はわかります。それは日ごろは考えなくても良いことだからですよね。

それは本人が「悪い」というものではなく、時代の、世相の表れだと思うのです。それくらい今の日本は甘えが蔓延していると思います。まさにニート人口の増加も、学業修了直後の正社員就職率の低下も、同じ原因が根っこだと思います。

でも、です。
それでは一緒に働けません。応募いただいた皆さんは「雇われる」という意識であったかも知れませんが、私は「一緒に将来を賭ける仲間」を探しています。

そして、更に、驚くべきこともあります。
彼らは面接前に我々の会社の HP を見てこないのです。我々は IT 企業の端くれです。少し前まであまり深みの無いコンテンツの並ぶ HP でしたが、それでも最低限の存在証明書として HP は持っています。当然です。

それなのに、面接前に HP を見てこない。
痛恨です。

今から30万円する薄型 TV を買おうとするなら必ず事前調査はしますよね。いや、TVならしないですか?もっと興味のあるもの、例えば音楽が好きなら気になるアーティストの楽曲リリース情報だとか、ライブ日程だとかは調べますよね。興味があれば、必要があれば、必ず行動の前に事前に情報収集するものだと思います。

それがこれから働こうとする会社の事前情報を収集しないなんて。興味が無いか、もしくは「働く」という事の重み付けが極端に低いか、しか考えられませんよね。

もし、他に理由があろうともそう取られても仕方ないと思います。そして我々はそのように判断しました。

非常に残念ですが、今回は何人かの方にお断りさせていただきました。
是非またご自分を磨いていただき、もう一度トライしていただきたいと思います。我々も自らを磨きます。将来、一緒にがんばりましょう。