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2011-12-31 今年の総括

Ferix 10大 ニュース 2011

さて、2011年も大晦日。

明日から、2012年ですね。
今年の終わりに、恒例の 10大ニュースを記述します。

会社的には大きな喜びの少なかった 2011年。

これではいかんと一念発起する、2012年はどうなるでしょうか。さてさて。6年ぶりに本気を出す私にご期待ください。(笑

では、では。

Ferix 2011年 振り返り絵巻の始まりです?

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1) ケータイゲーム参入

ケータイゲーム開発を開始しました。

弊社は技術的に難しい開発をどんどんやりたい、と思ってきたのでなかなか参入のきっかけが無い業界でしたが、とある事情により、参入。結果的にはいろいろと学ぶところが大きい分野でした。技術的なものや、ユーザ動向的なものも大きいですが、プロジェクト管理的なものも大きいですね。

くしくも一緒にプロジェクトに関わった、すばらしいデザイナさんがおられるのですが、彼が「今仕事が”できる”という自分の状況は周囲の状況ありきだったと気づかされました」とおっしゃっておられたのですが、それがそのまま弊社にも当てはまります。

自分を、自分たちを絶えず向上させ続ける、といのはとても難しいなぁと思っています。

しかも、周囲の環境もどんどん変化していますしね。

そういうことが、「事業は継続が一番難しい」と言われていることなんだ、と改めて実感しています。

むずかしなぁ、人生は。

2) 大規模開発プロジェクト終了

Ferix が設立依頼、ずっと手がけさせていただいた案件が一旦、終了しました。

形はいろいろ変えながらの、足掛け 6年のプロジェクトでした。長かった。そして、大きかった。プロジェクトの中での社内の体制もいろいろ変わり、最終的には、結果的には、クライアントが求めていた「最後の形」はあまりご満足していただけるものではなかったかも知れません。

大変、申し訳ない感じです。

ただ、少しはご評価いただいているのか、もう一度、リベンジの機会はいただきました。

これは、より良いものをリリースさせていただこうと心に誓っています。

頑張ります。

3) 大学新卒社員入社

今年初めて大卒新入社員さんが入社してきました。Ferix にとって初の出来事です。

彼が一人前に成長してくれれば、会社にとって、どれほどの戦力となるでしょう。計り知れません。大卒の新入社員さんを採用する企業さんって、こういう気持ちだったのですね。初めて知りました。私も、10数年前、ある企業さんに大変期待されて入社したのだと改めて気がつきました。

親の心子知らず。実の親との関係ではなかなか思い出さない格言ですが、今、思い出しています。

4) 体調不良

なぜか体調不良の社員さんが多発しました。

むぅ・・・。風水かなぁ。。。。

引越しも検討しましたが、いろいろあって(本当にいろいろあって)結局は、同じ所在地で事業を継続しています。

5) Android 自社アプリリリース

初めて。

堂々と世界に向けてアプリをリリースしました。やはり、Android とかって、近いですね。世界が。ただ、もちろん、品質/機能 は満足できるものではありません。なぜかって?
残念ながらまたしてもまだまだ片手間なのですよ。

この状況を何とかしなければならないのですが、なかなかなんともならないのも実情です。

理由は、やはり、売上と対応工数のバランスの話になってしまいます。

本当に難しいです。受託の会社が脱皮する、と言うのは。

6) Android 案件大量発生

きましたね。当然の流れが。

年の後半に別の会社さんの方と話をする機会があったのですが、そちらでも、Android 案件多発だそうです。受託の会社はこういう社会全体に及ぶシステムの大きな切り替わりの際にはかならず、仕事が多発しますよね。

ただ、残念ながら弊社はそれほど多くのお客様に恵まれているわけではありませんので、その恩恵が大きく受けれているわけではないのですが。

7) プロジェクト管理方式一新

そろそろ、旧版になってきました。Ferix が創業時から続けてきたプロジェクト管理の方式が。

優秀な社員さんの提案で、システムに乗っかることにしました。それはそれで、有効なのですが、私を含めて(笑)、リテラシがついていっていません。これはダメだ。

きっちり、循環をまわしていきましょう。

Ferix でこういう仕事のやり方をやってきました、と胸を張って言える様な状況をつくりたいですからね。

8) 初の減収

昨年の決算は設立以来、初の減収でした。とほほ。昨年の 10 大ニュースにも記述したのですが、はやり、最大の取引先との関係が変更となってしまったのが、響きました。本当はそれだけでなく、社会が変化している中で、弊社が脱皮できていないのが、原因なのでしょう。

後述しますが、その脱皮ができることが先か、社会が変化していくことが先か。

非常に難しい舵取りとなりそうな、2012年です。

9) 実証実験多発

2011年は実験を受託することが非常に多くなりました。

被験者を集めるものもあれば、被験者はお客様でご用意いただくもの、また、社内のメンバが被験者になればよいものなど、多種ではありますが。

もっと、開発を受託したいのですが・・・これも時流の流れなのか、それとも、これが弊社の現状の実力なのか。

10) 脱皮模索

概して、脱皮を模索し続けた 1年でした。私自身は。どうすべきか、何をなすべきか、散々考えました。

ただ、2011年はその答えを外に求めすぎたようです。結果、自身の成長速度が社会の成長速度についていけていなかったようです。政治の世界でも、中がおかしくなった場合に外に目を向ける傾向があるのは歴史が証明しています。

まずは、中を立て直すこと。

内側に真摯に目を向けること。

これを進めます。2012年。明日からですね。

2012年が楽しめますように!

頑張ります。

過去の 10大ニュースは以下からどーぞ。
Ferix 10 大ニュース 2010