2023/1/2 月曜日.
2022 10大ニュース
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ferix 10大ニュース
2022年もまた一年が終わりました。いつもながら精一杯走り抜けた一年でした。ただ、2022年の前半は何をやっても上手くいかない状況でした。後半、やっと少し軌道に乗ってきたでしょうか。もうすぐ、50才になろうというのにこの迷走感。それでも、全力で走り続ければいつかはどこかに辿り着けると信じて。また2023年も走ります。
踏み出す前には前後に振り返りを、という事で今年もいつもながら ferix 10大ニュースで2022年を振り返ってみたいと思います。
1. 育児休暇5人!
いやー、なんやかんやとやっぱり top はこのネタ、でしょうか。20人しかいない会社で5名が同時に長期休暇という大試練。こんな事、2022年元旦には全く想像もしていませんでした。しかも、1名を除く皆さんが「1年間お休みします!」とのこと。時代ですねぇ。
それでも、まぁ、なんとか乗り切れるのでは無いかと思っています。もちろん、2022-2023年の売り上げは厳しいでしょうけども。世の中全体で子供を支える時代に入ってきましたね。日本にしては珍しく制度を先行させたので、ぜひこの後しっかりと理念と未来像も示していただきたい。「子供の数が増えること = GDP を下支えする人間の数が増えること」こんなしょーもない未来地図は見たく無いですからね。何が個人の幸せで、何が社会の未来像なのか、しっかり考えていきたいです。
我々も制度の経験者ですので、我々なりの答えを見つけていきたいですね。
それにしても、「(休みの希望という)言いたいことを言える会社」ってのは実現できているようだ、と実感しています。それは良かった!
2. エネルギー事業への参入
自然電力さんという会社さんと話をさせていただき、今年の後半からエネルギー事業で勉強させてもらっています。実態としては、私が出向に近い形でお世話になっています。今は既存の EMS の適応先を営業
開拓している状況ですが、制度への理解、社会課題の整理、ferixの長所の適応箇所の見極め、これらの事が終わればしっかりと自分達の事業領域を定めて独自の指針で市場参入していこうと思っています。
3. 人材採用/定着の課題
4月に期待の若手と1年前の新入社員さんが、12月に次世代のエースが、それぞれ退職されました。残念です。3名とも「ferix という枠に収まりきれないほど大きくなった」というのが私の想いです。もちろん、個別にはいろいろな事情があるかと思います。ですが、ferix さえ「場」を提供できれば・・・・と3人共に思っています。
一方で、新入社員さんは1名。今年はなかなか採用に苦戦しました。2-3年前に年間100名以上の応募の母集団を形成できていた時とやり方は何も変えていないのに結果は非常に厳しいものでした。我々の発信が届いていないのでは無い、という事実を重要視しています。社会が求める情報が変わっているのに、発信側が変化できていないのでは無いでしょうか。ベンチャーとして、常に変革を試行する社会のニーズに応えていきたいと思っています。そんな思いの会社なのに、社会ニーズと隔てがあるような集団になってしまっていては本末転倒です。
来年は改めて採用というか、発信に注力していこうと思っています。
4. 創業メンバが社外へ
2005年8月、ferix はこの世に生まれ落ちました。その時点から調整をしつつ結果的に1年後の2006年に合流してくれれた創業メンバの1人が今春社外へ出ました。退職でもありませんし、今後の復帰を視野に入れて・・ではありますが結果的に業務から、会社のイベントから、いなくなっていることは事実です。これも大事な糧にして、ferix を変革していかなければと思っています。
5. 2拠点生活開始
2019年9月〜の留学から始まった、川原の「自分探しの旅」。2020-2021年は地域活性化の観点で日本中に出張していました。特に、リモートワーク/ワーケーションの文脈で知的労働である我々プログラマーの特性を活かせるのは?と思ったからです。ですが、「どうも違う」といのがやってみた気づきです。ただ、何が「違う」のかを言葉にできなかった。では何が「違う」のか、改めて自分の原点は何なのかを知るために、2拠点生活を開始しました。
1つは、当然板橋に本社を置く ferix での勤務(埼玉在住)、もう一つは愛媛県松野町目黒地区、です。そちらの古民家をお借りして、土地の方々といろいろな活動をしています。田んぼの田植え/稲刈り/雑草引き、用水路の掃除/管理、季節イベントの参加/お手伝い。長く時間をいただくことで自分の原点は見えてきました。それは「手の届く人のために」というキーワード。
これを、エネルギーと掛け合わせるにはどうしたら良いのか。
2023年は、それを考える一年になりそうです。
6. 忘年会開催
いや〜、4年ぶり?に忘年会でした。covid-19 の馬鹿野郎〜!
1年に1回、社内のみなさん、お客様、協力会社の皆さん、そして金銭的な関係は何も無くても ferix をしっかり支えてくださっているみなさま、そういうたくさんの方々に直接お礼を言わせていただく機会、それが弊社の忘年会でした。やっとできました。自己満足的な表現で申し訳ないですが、忘年会では力をいただきます。これだけ多くの皆様が大なり小なり ferix というチームに力を注いでくださっている。それは確実にしっかりと結実するものを作っていかなければなりません。そのための舵取りは本当にしっかりとやっていかなければなりません。
改めて、心を強くする大事な1日です。復活して良かった。
7. サウナバス事業!
弊社が提出していた事業再構築補助金が採択されました!やった!
ということで、ferix はサウナバス事業を行います。来年度から。サウナバス事業とは、バスの中身をサウナに改造!です。考えただけで面白いですよね。ワクワクしますよね。実際楽しいです。さて、これをどうやって社会実装してくのか。作るのは可能です。問題は、社会にどんな価値を創造するのか、社会にどんな問いかけをするのか。今冬、連日たくさんの方々とアイデアを練っています。バスの内外装もそうですし、運用方法(営業方法)もそうです。しかし、同時に「我々は社会に何を問いたいのか」も考えられる皆さんなんです。それが面白い! 例えば、アドレスホッパーの一橋さんや、Sunday Funday の菅原さん。ものすごい素敵な方々です。
法人としての力の注ぎ先は前述しましたようにエネルギー(地球環境)なのですが、このサウナバス事業も相乗効果を狙っていきたい案件です。
8. 体制大混乱
こちらも2022年の10大ニュースに上がってきますね。2022年が大きな節目となりそうな気がします。
前述の通り、創業メンバが1名会社を離れました。同時に、川原も大きく開発現場の監督から離れています(監督は離れたのですが、開発プロジェクトの管理はまだまだたくさんやっています)。川原が監督を離れた狙いは、川原の持つ知識が少し古くなったことです。同時に、アイデアが固定化している川原が全体指揮を取るより、現場が本当にやりたい動きが取れるように、というための方針転換です。これが少しづつ上手くいき始めたかな・・・と思ったタイミングと皆さんの育児休暇取得タイミングが重なりました。もうそれは、とてもとても大変な大混乱が起こってしまいました。
ferix の中の皆様、すみません。
2023年はこのあたりを整理して、新しい体制で取り組んでいこうと思っています。まだ、具体的なアイデアまでは描ききれておりませんけども。
9. 検討部会制度導入
社内の制度ややり方に関して、ある程度のことはトップダウンでは無く、ボトムアップで決めていこう、という流れを作り始めました。
それが、「検討部会」という制度です。社内をプロジェクトの肩書き関係なく、4つに分割して、定期的に「xxx の話題に関して検討してください」というタイトルを明示して検討をいただく制度です。「出社の方式」、「社内勉強会のやり方」、そんなことを検討してもらっています。好評だった社内勉強会「hello study」も少し形を変え始めています。社内コミュニケーションの活性化視点で「hello talk」というものも始まりました。
少しづつ、少しづつ形を変えながら最適に近づいていきたいですね。
10. 売上減少
裏表なく書く必要があるかと思います。2021年度の決算は前年比売上減少、2022年の決算も同様が見えています。
ご期待いただいているのに大変申し訳ございません。それでも、中の人の幸せ感は増幅していきたい。それにはどうすれば良いのか・・・、まだはっきりとはわかりませんがやはり、最近のパーパス経営などは1つの答えに近いものなのかもしれません。ここは、社会課題である人口減少問題と絡めて2023年も考え続けるところかと思っています。
同時に、やっぱり売上も伸ばさないと、ですよね。2023年もさらにもう一回頑張ります。
過去の10大ニュースはこちらから。
2022/1/3 月曜日.
2021 10大ニュース
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さて、また年に1回のこの季節が巡ってきました。もはやこの更新のみの blog となっておりますが・・・。
ある期間で何かを振り返って、次を見る、そして、記録していくことは大事だと信じています。お楽しみにされている方も世界に数名いると信じて・・・。さて、今年の分となります。
1. メンバ6人増員 + 2名退職
2021年4月、メンバ数20名弱の ferix にとって大量4名の社員さんが同時期に入社されました。まさかの人員 25% 増、笑。2014年程度から2020年いっぱいまで続いた、「開発の基本的な主力は協力会社さん」という構図から、基本的な開発力は社内に蓄える(これまでは鍵となる要素のみでした)、という方針転換です。
ある意味体制的な経済的な理由もふくめて、2020年まではどちらかと言うと協力会社さんをプロパーの方よりも大事にしていおりました。その結果の協力会社さんとプロパーの平等が成り立っていたのですが、それが行きすぎてしまって結果的に、逆の不公平が生まれていました。その整理をすべく、頑張ってプロパーメンバをふやした結果です。1月に1名、6月にもう1名を採用させていただきましたので結果的に6名の増員。6月に1名、8月に1名の退職がありましたので、純増4名となりました。
退職が2名となってしまったのは私の至らなさの極みですね。このリモートワークが標準化された時代に我々のような 100% の知的労働形態がどうやって「会社」というものに属することの価値をとっていくのか。まさに今年、来年が試されます。我々はいつだって社会を先取りしたい。社是の「憧れられる開発会社を目指して」にそって「かっこ良さ」を表現していきます。皆さんが気づく前に「俺ら、気づいてたけど(ほんで、もうやってたけど)」と言えるようなチームにしたいです。
2. ferix にあった案件(ferix の存在価値)とは何か
2021年年等に、2013-2016年の3-4年手伝っていたいだいていた協力会社さんに5年ぶり(?)くらいに、帰ってきていただきました。懐かしかった!そして、大きく成長させれていてめちゃくちゃ助かりました!!何よりも心強かった!です。
ですが、その帰ってきてもらった案件も夏で終了となりました。こちらも4-5年続いた案件だったのですけども。お客様での案件自体はまだまだ続きます。ですが、少し「保守」的な色彩が濃く、同時に「ferix としてはこう思う、これが正義だと思う」というところをどうにも最終顧客まで伝えられないもどかしいプロジェクトでした。それでも社会的責任の中で受けている案件を途中放棄することはどうやっても ferix のやり方とは違うので、2020年4月〜から 1.5年をかけて調整させていただいた結果・・・、「案件からの撤退」を選択させていただきました。
顧客の企業規模は大きく(年商数兆円)、弊社内の売上比率も30%を軽く超えるような顧客 / 関係性 / 売上規模 だったのですが・・・、どうしても優先したいことは「社内のメンバが成長できる環境を作る」だったので仕方がないと判断しました。いやー、おかげさまで2022年上期は大赤字でした。(笑
会社の存続、危なかった、です。
それでも、この判断、この対応は、これからの ferix にとって小さくない一歩だったと思います。いや、大きな一歩にしなければならない。そして、我々も成長して、いつかもう一度そのお客さんと違った関係性で、違った座組みでお仕事ができれば、と思っています。必ず、やりましょうね。
3. リモートワーク全盛
No.1 が「これからの人」の話、No.3 が「お客さん」の話ときたら、No.3 の話は間違いなく「中の人」ですね。中の人の話の中心はやはり、2021年は以下の2つ。
3-1. リモートワーク
3-2. ワーケーション
この項では、リモートワークを取り上げたい。弊社では2020年3月から始めたリモートーワークを「緊急」のものから「常態」へ、そして「恒常」へ進化させるために足掻いた1年でした。非常事態宣言中は基本的に週0出社。出社率は 5% あるか無いか。いや、そんなには無かったでしょうか。20人のうち私一人出社が週に 2-3回。あとの1-2日は 1-3名が出社してくださっていたように記憶しています。
緊急事態が終わってからは週1回、2時間の出社義務。ただ、それでもかなり限定的だったと記憶しています。もちろん、2回のワクチン接種が終わっていない方はご自身の判断で出社無しで ok でしたし、2回接種していても、色々な判断の中で出社無しで ok でした。
第n波の区切りは分かりませんが・・・、2021年夏の第5波は大きかったですね。日本と言う国の社会として。関東だけで1日に数千人という方が covid-19 に罹患される状況。その中で、社会全体が許容というか対応をしていかなければならない状況というのが 2021年でした。もちろん、全然これは終わりではありません。
これから、この大きな流れ、私は「ワーカーが、労働の主体を手元に取り返す動き」だと思っています。この流れは変わらないと思います。どんどん取り返すのではなく「取り返すことの正当性に気づいた元年」という認識です。これから「取り返してみて気づく面白さ、しんどさ」という話になるかと思います。でも、何よりも楽しいはず。ferix はその楽しさをいかに「もっともっと」となるかを突き詰めてみます。
4. ワーケーショントライアル
「ワーケーション」なる言葉が出てきて、非常に甘美に聞こえました。covid-19 以前にもあった言葉ではありますが、知的労働がリモートワーク中心となる中で、「それならどこで仕事しても同じでしょ」と地方、自然の中、通常であれは仮の寝泊まりを行う宿泊施設、での勤務というやり方でどのような新しい事が起こるのか・・・、これをチーム全体で試してみた1年でもありました。
参加メンバは、のべ9名、最短3泊、最長1ヶ月で試してみました。個人でやったりチームでやったり。個人では色々な経験ができ、様々な蓄積があるかと思いますが、総合的な結論としては、「ワーケーション」を成り立たせるほど我々は自由な働き方はできない、ということになりそうです。時間や、内容が。ただ、働く場所の束縛が少なくなったと言うことの結果の帰結先は「ワーケーション」だけでは無いはずです。2022年はさらにもっとトライしていきます。構想はあります。ぜひぜひ、やっていきましょう。
5. 社内体制大変革
外の人にはほとんどわからなかったはず。中の人もほとんど気づかなかったはず。でも、実は大きな変化を起こしていました。これまでは、最初は川原で全役割を担当して、そのうち他の方できそうな事を分担する形でお願いしてきて・・・、と言う事繰り返してきました。それが、メンバの人数が20名を超えて、チームとしてやらなければならない事が増え、川原がやってきた事を枠割的に引き継ぐというだけでは適材適所にならず、という時期に差し掛かっていました。そこで、年度早々、2021年5月に基本的な体制を変更。それがどう実るか、というところに関してはまだまだ小さすぎる進捗でしてプラスの影響はでておりませんが・・・(すみません)、それでも2022年もこの動きを加速させる方向性だけはしっかりと見えてきた 2021年のラストです。
方向性はかなりはっきりしています。それをやり切れるかどうか、それをやり切る形がメンバにとっても面白いかどうか、がポイントです。1年後の2022年年末には答えがでていると思います。そういう少し長い時間感覚でチームの成長を考える事ができるようになってきたのは47才になった私の年の功でしょうか。2022年末、楽しみです。
6. 地方取組加速
2021年にタネを撒き始めた愛媛県松野町、特に目黒地区での活動は大きく前進しました。彼の地に、家を借り、車を常備して、関係者に常在してもらう、というところまでいきました。これまで、「社会的な活動をしたい」と強く思っていましたが、「生業のソフトウェアで」とか「エンジニアらしくテクノロジで」とか、色々とわき見運転ばかりをしておりまして、なんとも結果の出ない20年間を過ごしておりました。
もっと気楽に考える事ができるようになりました。「好きな人のいるところで、好きな人とどう関われるかを真ん中に置いて考えてみよう」という事です。なぜ、目黒の人たちを好きなのか、そんな事を考えるのはやめました。奥さんを好きな理由と一緒です。まぁ、わからんけど、好き、なんですよ。子供を好きなのとはちょっと違うのかもしれません。
2022年もまたもう少し目黒の方にまとわりついていこうと思います。ちょっとしつこすぎて敬遠されてしまうかもしれませんが・・、それも含めて私自身の経験です。どうやれば良いのか試行錯誤です。全てが経験、人間関係、きづきが私の人生の宝物になると信じています。過度なご迷惑だけはおかけしないぞ!、と。
7. 地方視察多数
こちらも地方への取組みの一環なのですが・・・、記録しておかないと、です。今は愛媛県松野町目黒地区での関わりをぐっと深めています。ただ、そこだけを見て、そこだけの話をするとおかしくなる、と思いましてたくさん勉強させていただいております。
2021年は岐阜県の飛騨高山から始まり、香川県三豊市、京都府舞鶴市、新潟県佐渡市、広島県北広島町、広島県福山市、と色々と勉強させていただきました。2泊3日での駆け足の視察がほとんどでしたが、駆け足だからわかる事も多かったように思います。長ければ、7泊8日でも勉強させていただきました。地方が抱える問題は大体おおよそどこも同じです。ただ、地方は地方だけに、大きくひとまとめにすることはできず、それぞれ色が違います。結果、問題は一緒だけど解決方法はバラバラになるのかと思います。
それでは、どうやってその地に最適な方法を見つけるのか、ですよね。そこに、普遍の対応(王道の対応)と個別の対応の混在が必要なのだと思います。経営と一緒だ!と思っています。2022年もしっかり考えていこう。
8. hello study 定着
2020年の9月、2020年夏の緊急事態宣言が明けてから導入された週に1時間、自由なテーマでグループで何かしらの勉強(?)を行うこの制度も2年目に突入しました。四半期でワンクールを回そう!と言っていますが、緊急事態宣言や、盆暮正月などありますので、前回第4回が終わったのかな?
社内アンケートなどでもかなり評価が高いイベントに成長してきました。ある意味、ferix を象徴するようなものに育ちつつあるのでしょうかね。期間の終わりには発表会があります。半日とって、各テーマ30分の発表会、その後に最優秀投票をしてそのまま「打ち上げ!」がいつものパターン、ですね。前回、2021年12月の発表会もとても盛り上がりました。
やり方は少しづつ変わっていくかもしれませんが、なにかしらはずっと続けたいですね。
軌道に乗った2年目、と言う事で堂々の10大ニュースランクイン、です。
9. 入札案件対応開始
ferix の主力業務は受託のソフトウェア開発です。創業以来ずっと。ご存知の通り、このお仕事は「お客さんが何かしらの開発を誰かにやってもらいたい」と考えるところがスタートです。始まりは常に受け身。野球で言うとバッターなんです。まず最初にピッチャーが投げてもらわない事には始まらない。
野球だとルールがあって、ピッチャーはn秒以内にピッチングを開始しないといけません。ので、球が投げられずにタイムアウトで負けゲームになることはありません。ですが、ビジネスではそうは行かない。ずっと投げなくても審判から警告が出るわけでも無いですし、もっと言うと対戦相手と思っていたチームは実は違う球場で試合をしていて、いつまで経っても試合が始まらないかもしれません。
ビジネスで、「動いていない時間」は経費のみかかるので、敗北となります。
このビジネス循環から抜けだそう、と入札案件のビジネスを始めました。第一回は大失敗でした。(笑
#ほんとにどうしようもないくらいの大失敗工数は見積もり数倍、その他にも色々課題あり。でも、まぁ、ここから、ですね。
目的を間違えないようにしないと・・・・・ではありますが、新しい事はなんだって失敗します。次こそは、ですね。
10. ferix 未来会議
私は ferix と言う会社の代表をさせてもらっています。ハンドルは握っている覚悟はありますが、いく先を一人で決めたいとはあまり思っていないのです。そのため、このタイミングで「ferix 未来会議」を数回開催させていただきました。
みなさんはこの ferix 号という船に乗ってどこに行きたいのか、そんな事を話しておりました。もちろん、答えは簡単にでるはずもありませんが・・・。何より、みんなでそんな事を考えるのは楽しかったです。これは形を変えて 2022 年も考えていきたい。
ferix の未来を考える上でのキーワードもだんだんと見えてきました。そのキーワードを中心に考えていきたいですね。
さて、そうこうしている間に 2022 年の幕も上がりました。
さて、2022年、今年も目一杯暴れまわってみましょうかね。心強い 20人の仲間達と、です。
過去の 10大ニュースはこちらから。
https://www.ferix.jp/blog/?p=1472
2020/12/31 木曜日.
2020年 10大ニュース
Filed under: 社長として Blog — kawahara @ 23:15:31 ページTOPへ
さてさて、2020年も終わりますね。今年は ferix というよりも社会全体、全世界が揺れた1年でしたね。
こんなパンデミックが起こると誰が予想できたでしょう。事実は小説より奇なり、とはまさに金言ですね。
世界中の皆さんに大きめのインパクトのいろいろな事が起こった2020年でしたが、ferix のスタートは代表不在(オーストラリアに留学中)から始まった1年でした。さてさて、毎年恒例ではありますが・・・、今年の ferix の 10大ニュースをお楽しみください。
1. 年頭にあたり、代表不在
2年連続の No.1 ですが、こちらとさせてください。2019年9月13日から2020年2月21日まで、ferix は代表不在でした。出発当時は知らなかった単語なのですが、まさにサバティカル休暇でした。色々とご調整いただきましたみなさま、この場を借りて改めて御礼申し上げます。本当に色々と勉強になって、自分自身では「感動」という言葉が総括としてでてくるような時間を過ごさせていただきました。ただ、いまだにきちんとは整理できていません。おそらく最後まで整理はしないでしょう。他のたくさんの事と全く同じように、全ての事が渾然一体となって今の自分を作っているのだと思います。それでも、出発前とは大きく違う自分でいると自己判断しています。本当に大きな経験でした。
裏話的な話なのですが・・、6ヶ月ぶりに帰国した日はうちの No.2 は「有給休暇中」でした。(笑
なんて素敵な「普通感」。さすが、ferix です。
2. covid-19 の時代へ
個別の対応や、制度の改版、導入等はありますが(後述もしますが)、社会全体として covid-19 が社会を大きく動かした一年でした。当然弊社も色々と対応を迫られましたし、色々と考えました。記録的なものも含めて一度整理しておきます。
・2月中旬
・covid-19 の影響を考慮して、勤務形態の変更を検討しよう、という相談が留学中の Perth の私のところに届く
> 当時の判断としては、対応無しで様子見
・2月下旬
・川原帰国
・後述しますが、そもそもリモートワークを中心とすることを検討していたため、その腹案を中心に社内検討開始
・3月上旬
・制度は別として、「会社への出社は任意」で柔軟な勤務に変更
・そんな状況下で、恒例の「社員旅行」をいつも以上の任意参加で実施
・3月中旬
・制度は別として、「基本的に自宅勤務」に変更
・4/1
・ferix の「リモートワーク規定」を発布
※規定的には1回/週の「hello 出社(会社に挨拶に来ましょう)」という制度あり
※※ 社会情勢的に hello 出社のみ、対応不要としてルールの適応開始
・6/1
・2ヶ月ぶりの出社を提示
※初回は、お弁当を会社で購入するので、「久しぶり〜」の挨拶をしに来てください、というもの
※※ お弁当は家で食べても ok
・6/2-
・週1回、「会社でお弁当を食べる会」を実施
・7/1
・hello 出社本格運用(週1回、最低2hは会社で勤務)
※密を回避するために、火曜チームと木曜チームに分離
・8月上旬
・「夏なのにどこにも行っていない」を解消するための小旅行「夏の学校」実施
https://www.wantedly.com/companies/ferix/post_articles/278133
・8月中旬
・hello 出社の形態変更を検討開始
※出社の理由をもう少し意図付できないか、検討開始
・毎年恒例の創立記念日近辺の BBQ の開催断念
・9月中旬
・出社時にグループ勉強会をする仕組み(hello study)の導入
・11月下旬
・4人以下の懇親会を「社内で」行うことを推奨(制度化)
・12月下旬
・3ヶ月の hello study 発表会実施
・完全リモートの忘年会実施
3. リモートワーク実施
前述の通り、リモートワークを本格導入しました。ただ、弊社は歴史的(?)にかなり前から色々と考えている状況でした。
2015年頃:体調的に出社不可能なメンバ発生 > 2年程度のリモートワーク後、退職
2018年頃:体調的に出社困難なメンバ発生
2018年 :岐阜市勤務メンバを採用
2019年頃:イタリアで働きたい & トルコで働きたい というメンバ要望あり
2019年 :天童市勤務メンバを採用
2019-2020年:代表自身がフルリモートワーク
そういう状況でリモートワークとは何なのか、どうする事がメンバのプラスなのか、どうやれば社会的責任を果たせるのか、そんなことを考え続けてきました。まだまだ試行錯誤中ではありますが ferix がフル出社勤務に戻ることはありません。よりテクノロジーを取り入れて、メンバ全員のコンセンサスを得ながらより良い制度にしていこうと思っています。
4. hello study 開始
週1回、1h、テーマ自由のグループ勉強会の名称です。上述の hello 出社をより効率的に行うことを考えた結果導入されたものでした。当時はこのように考えていました。
○ 前提
1-0.新しい事に取り組む事、新しい知識を得る事を継続するのはチームの使命
2-0.人と人の繋がりはどこまでいっても大事にしたい
○目的
1-1.リモートワークという刺激が少ない環境だからこそ“日頃やらない“知識獲得の場を儲けたかった
2-1.出社して会話をするという目的(出社するだけでは意味が無い、強制的に無目的な会話をしても意味が無い)
○マイナス面
・稼働率の視点で考えると、そもそも週4日自宅勤務しているので、ベースの作業効率はあがっている(横槍が無いので) > つまり フルリモートワーク前と比較して余剰時間を産む下地はある
・週40h 勤務中の1h を将来投資するのは企業判断として当然(むしろ・・・少ない)
やってみたらもっともっといろいろな要素がありました。本当に内のメンバは柔軟性が高く、向上意識が強い。制度を逆手にとって(?)、いろいろなことをやってくれるし、思ってもみないことに突き進んでくれます。
初回のテーマはこの6つでした。
a. Firebase
Firebaseのサービスを使って何が出来るの?というのを色々触って試していく勉強会
b. マーケティング
商品やサービスがどのようなステップを経て市場に出ているかを学ぶ
c. NoCode
ソースコードを書かないでWebサイトやアプリを構築する近年のサービスを調査
Bubbleを用いたアプリを作成する
d. Kaggleコンペ
kaggle(※Googleが開催する機械学習の精度を競うコンペ)に参加することを目的としたチーム
e. Unityでゲーム制作
Unityを触ってみたい初心者が集い、ソフトの扱い方や何が出来るかを学習。最終的にゲーム制作を行う
f. 3Dモデリング
3Dモデリング初心者がXISMOを使って実際にモデリングしながら3Dモデルの制作フローを学ぶ
5. 今年も新人多数
このコロナ禍で色々考えましたが、メンバを増やしています。目標は年間4人。ドアノックを下さるだけであれば、毎年200人程度の方とのご縁があるのですが、そこから本当の縁があって4人程度の方に仲間に加わっていただいています。選考基準は「えーひとかどうか」(笑。ある意味本当です。
そんな中、今年も素敵な方々とご縁がありました。嬉しいなぁ。いきなり大変な案件の対応をしてくださる方もおられますが、しっかり話をして、今後どうしていきたいのか、どうなって欲しいと ferix が願っているのか、いっぱい話をしていきましょうね。
6. good bye サポートメンバ
一方で、長年手伝ってもらっていたサポートメンバとの別れを告げた1年でした。5年、3年、1.5年・・・・・。技術的にもしっかりしていて、ferix カラーに染まった対応をしてくださって、そして、本当に人間的にも気持ちが良い方々でしたが・・・。やはり、ここも彼らのこれからを考えての判断です。法人として彼らに甘えすぎてはいけないと本当に色々考えて決断しました。彼らにとって(もっと短いメンバでも同様ですが) ferix との縁はこの後の人生に少しでもプラスになってもらえれば、と思います。ぜひ、また必ずもう一度仕事をしよう。
https://www.wantedly.com/companies/ferix/post_articles/284100
https://www.wantedly.com/companies/ferix/post_articles/296149
7. 地方貢献元年
これは本当に元年になるのか、一過性の動きで終わるのか・・・・。全然わかりませんが、今時点の私の気持ちとしてはライフワークにしたい想いです。地方が困っているから、とかでは全然ありません。私は人生にとって多様性が、いろいろな視点を持つ事が本当に大事だと思っています。できれば、できるだけたくさんの方にそうなって欲しいと思っています。そのためには、地方が、と言いますかたくさんのいろいろな地域や、人や、やり方や、文化がある事が大事だと思っています。それらを将来に向けて残すためには、将来も地域的な多様性があるためには・・・、今何かできる事がないのかな、と思って動き始めています。
8. pocket tour 開始
こちらのサービスを始めました。
https://www.pockettour.team/
online ツアーです。今はもう実は「どこでもドア」ってできているのですよね。人間が知覚可能な5感のうち、情報量が多い視覚と聴覚においてリモートでも再現が可能になっています。「7. 地方貢献元年」 と重なるのですが、「リモートでも行ける」ことから導入して「実際に行く」という事への興味につなげてもらいたい、そういう思いでこのサービスを始めています。
9. ルワンダ人インターン
まさかの!ですね。ルワンダの方をインターン生として受け入れるとは。とっても刺激的な2週間でした。社内で英語が溢れるなんて、ちょっとびっくりしました。インターン生との取り組みはこちらの記事にもなっています。ぜひぜひ、詳細をご確認くださいませ。
https://www.wantedly.com/companies/ferix/post_articles/285590
10. 新PM誕生
長らく、創業以来弊社の PM は私だけでした。5年ほど前に創業メンバ3人でそれぞれが PM を、となりましてかなり長い間3人体制だったのですが、ついに今年新しく PM になっていただきました。まだまだ、色々と任させていただきながら不安なところも多いのですが、この流れは絶対に加速させます。2021年はあと2名ほど PM になっていただきたい。ぜひとも。大きく組織を動かして、その揺らぎから何が生まれてくるのか・・・・。17年目の ferix ですが、未だに毎年ワクワクしています。
さて、もうあと、1h もなく、2021年。また精一杯走ります。全てを変えながら。
世の中ほどは大きく変われなかった ferix の 2020年ですが、2021年は変わっていきます。ほとんどのものは捨てる事ができる。失う事ができる。人のご縁以外は。そう思って。
過去の 10大ニュースはこちらから。
https://www.ferix.jp/blog/?p=1467
2020/1/1 水曜日.
2019年 10大ニュース
Filed under: 社長として Blog — kawahara @ 19:56:29 ページTOPへ
今年もお世話になりました。
2019年も終わりますね。後述しますが2019年の大晦日は別のことに追われておりまして。
全く「年末」感がありません。ですが、大事な区切りですので今年も一年間を振り返ってみたいと思います。
毎年恒例の ferix 10 大ニュースを発表させていただきます。
1) 川原不在
最初に持ってきてしまいました。
ですが、ferix 設立依頼 15年目にして初めてのことですし、チームとしてはかなり
大きな出来事だと思っています。ですが、一方。チームとして大したことでもなかったようです。
それもまた面白いなぁ、と。いや、そうでも無いのかな。こちらの話は現在進行形ですので、
改めて書かせていただきますね。
2) 大量採用(年間6名!)
ferix は規模を追う会社では無いと明言させていただいておりますが・・・。
それでも、今年は多くの方にご縁をいただきました。まさかの6名にご入社いただいております。
弊社は15名そこそこの会社ですので、一気に1.5倍!ですね。協力会社さんにも大きくお力添えを
いただいておりましたので、社内的にはそれほどインパクトがある感じでは無いのかもしれませんが
それでも、大きな変化です。何をやるにも仲間が増えるというのは単純に嬉しいものだな、と思います。
3) 遠隔勤務開始
従前でも、「社内メンバが事情により遠隔になる」ということは経験しておりましたが、最初から
「遠隔を前提で採用する」というのは初めてのこととなりました。それでも、「どこかで通常出社
に切り替えることができれば」という前提ではあります。
その後、秋には「通常出社ができれば嬉しいが当面そうなる予定は無い」という方にも入社いただき
ました。これも思い切った挑戦です。
おかしな掛け声だけの話ではなく、働くという行為のあり様、という視点では今はまさに過渡期だと
思います。単純に「会社でなければできない仕事」というものが減ってきていいます。ただ、集まっている
からこそできることもあり、その価値と集まることのコストとのバランスを考え始めている時期だと
思っています。ベンチャーだからできる事という視点もしっかり持って今後も色々とトライしていきたいですね。
4) ferix.io リリース
久しぶりに本格的に取り組んだ自社サービスをリリースしました。ferix.io と言います。
https://ferix.io/
環境を容易にセンシングするサービスです。
まだまだ、β版なのですが・・・。これからはますますデータの時代になることは間違いありません。
そんな世の中にどんどん傾斜していく中で、先行して知見を貯めるには・・・と ferix.io という
サービスを始めました。こちらは、どちらかというと学術的な利用を想定しておりまして、日本中、
世界中の研究者の皆様とのネットワークを構築していければ・・・と思っております。
5) 展示会出店
今年の上半期は展示会出店が多かったですね。
4月の AI Expo と、5月の 078 です。AI Expo はお付き合いのご縁の中で参加させていただく、
といういかにも弊社らしい出店でしたし、078 は企業の展示というよりも、SxSW の日本版という
その理念に惹かれて、「感じてみたい」という感じで参加させていただきました。
https://078kobe.jp/
どちらも面白かったです。特に、078 は子供達とも接する機会をたくさんいただきました。
お子さんの好奇心、お子さんが面白いと思う事、そんな事が大きな指針になると改めて
感じさせていただいたイベントでした。
6) back office 整備
ついに。昨年最終版に back office メンバに join いただきまして、ついに今年 back office 周りを
整備し始めました。創業依頼、たまりにたまった「最後は川原が決裁する」という仕掛けが遂に終わりを迎えつつ
あります。
もちろん、まだまだ整備不足の点もありますし、社内のみなさんにも社外の皆様にも切替コストのようなものを
ご負担いただいているところかと思いますが、かならず少しずつ良いチームになっていきますのでもう少々ご容赦を
お願いいたします。
7) 人事評価 2020 の検討
まだ、検討段階です。本来、決定 & 配布してから掲載すべきかもしれませんが、弊社の状況ですと検討を
開始した事で既に何かの変化がはじまっておりまして。こちらで一旦、記録させていただきます。新しい「労働」という
概念と、ferix における「素晴らしい方」の評価をしっかりと舵取りしていきたいですね。みんなでどんどん高みに
登りましょう。
8) メンバ2名結婚
そんな時代になりました。
でも、小なりと言えどもメンバがある程度自信を持って結婚していただけるような会社になってきたのかな、
と思います。ほんの数年前であればちょっと怖くてなかなかご結婚には踏み切れなかったかと・・・。
ほんとにそういうことが嬉しいですね。そして、今回も結婚式には招待してもらえませんでした・・・。とほほ。(笑
#決して呼ばれなかったわけではなく、結婚式をあげなかったのですよ!
結婚式の主賓スピーチの夢はまたお預けです。こちらも決してやりたいわけでは無いのですが、ネタ的にやってみたい。
9) デザイナ入社
またしても、デザイナさんにご入社いただきました(二人目)。本当に最近の風潮は、システムの良さだけではなく、
UI / UX の良さで勝負するようになりました。本当にデザインの力は偉大です。「彼女たちの力 x ferix の元々
持っている力」で来年もさらに飛躍したいところです。
10) 協力会社さんフル稼働
昨年、営業メンバにジョインいただきまして今年の成長ポイントを売上におきました。
ただ、やはり弊社のような受託開発で売上の数字を伸ばすにはもちろん人員が必要です。そんな中でも弊社の strong
point は人材。そこは質を落としたく無い・・・という葛藤の中で今年は本当に優秀な協力会社さんに恵まれました。
ありがとうございます。
もう、7-8年前に知り合って繋いできたご縁が花開いた感じです。本当にこういうご縁は大切にしたい。こういうご縁を
繋がせていただきました K田さんご自身にもですし、そういう雰囲気を維持させていただいた皆様方に感謝をしたい。
もちろん、支えてくださっている ferix の中の人に向けてが一番の感謝ポイントです。
さて、今年も長々と「10大ニュース」を書いてきました。末筆ですが、1) を少し補足させていただきます。
私自身が、2019年9月より日本を離れております。家族とも離れて単身、です。社内のこと、社外のこと、自分自身のこと、
色々と思うところがありまして思い切った動きを取らせていただきました。結果はどうでるのでしょうね。まだまだ全然
わかりません。ただ、やりたかったことは 200% できています。やりたかったことをやり切れる挑戦ってそうなくないですか?
本当に、こういうところも私自身は felix です。幸せもんだなぁ。この幸運を必ず皆さんにお返ししていきたい。
45才からのビジネス人生後半戦の戦い方の総括はもう暫くお待ちください。
私の想定では、2020年かかって何か一つ、ぴっかぴかの光を放つものを見つけたいと思っています。
それでは、また。
皆様、また2020年も全力で ferix のサポートをお願いいたします!!!
2018年の10大ニュースはこちらから。
2018年10大ニュース
2019/10/7 月曜日.
英国で容量制限無しの SIM カードを手にしましょう
Filed under: 社長として Blog — kawahara @ 20:48:42 ページTOPへ
さて、連投です。
自分自身が忘れないうちに。
こちらにいると、基本、wifi を使うには「学校/職場」、「自宅(home stay先)」、「カフェ」となります。
カフェは滞在にお金がかかるので、基本的には「学校/職場」、「自宅」の通信環境の充実が欠かせません。
ただたまに、home stay 先で wifi が用意されていません。それはそれで依頼をすれば改善されるのだと思いますが、仕事ベースで利用するとなるとそこそこ快適な環境が必要です。ましてや、日本のレギュラータイムと打ち合わせをしようとすると、GMT(UK) で午前5時〜午前7時くらいに打ち合わせとなります。となると、家庭中が寝静まっている中、ダイニングで話をするわけにも行かず・・・。
という事で快適 & 無制限の SIM をどうやって手に入れるか、問題の解決方法です。実はこれはかなり大変でした。
まず、英国初入国でした、「pay as you go」の SIM をヒースローで手に入れましょう。他の空港はしりませんが、以下をご参考に。
あると便利なイギリス現地SIM! 日本&イギリスでの入手方法をご紹介
色々あるようですが、私の poor enclish & 夜中のヒースローで手に入れたのは「20GB/month 30ポンド」でした。5千円くらい。そんなに悪くは無いかな、と。
ですが、やはりそこはエイリアンの我々。色々なところで、google map さんや、google 先生にお世話になります。そして、日本からのメールもまだ通常レスポンスを期待してガンガンきます。ということで、2週間程度で、20GB は使い切りました。これは困った。次は、6GB毎に10ポンド、です。これはそこそこきつい。どうしても unlimited が必要だ!となりました。
そう言えば・・・。carrier に関してです。一緒に動いている友人間で比較すると、vodafone >> three > Giffgaff でした。EE の人は周りにおらず・・・。
vodafone の場合、unlimited は30ポンド/月、です。
・・・ですが!これは年間縛りの場合、です。月毎だと32ポンド。そして、この金額差はなんでも無いのですが・・・・。月額の定額サービスを受けるには英国の銀行口座が必要でした。これにやられました。
1st:「契約変更?ok 簡単。すぐにできるよ」> 「ごめん、銀行口座が必要だわ」
2nd:「口座つくったの(monzoで)?ok 簡単。すぐにできるよ」> 「ごめん、debit カードが必要だわ」
3rd:「debit カード持ってきたの?ok 簡単。すぐにできるよ」> 「ごめん、monzo 無理だわ」
おいおいおーい!とついに3回目はちょっとカチンとして、「なんで monzo なら無理なのか説明おなしゃす!」となりました。で、奥から上司が出てきて、こんにちは、と許可されました。良かった良かった。
さらに。
vodafone の場合、利用料などを確認するのに vodafone アプリが便利です。ところが!、iPhone の場合 vodafone アプリは日本アカウントではアプリを DL できません。そこで、iTunes で、「アカウント」>「国または地域の変更」から UK に変更してください。この時に、またしても monzo カードが大活躍します。
#この iPhone のリージョン変更は強くお勧めします。お安くランチをいただくためのアプリ(Just Eat)さんなんかも日本アカウントだと DL できません。
ご参考まで。
have a good day, friends.
英国で銀行口座を開設するには?
Filed under: 遊学 2019 — kawahara @ 5:44:36 ページTOPへ
マンチェスター生活、3週間が経ちました。
なぜか、この数日、英語の夢を見ません。
「英語で夢をみるようになれば1人前や」なんて、中学/高校で言われていましたが・・・。
マンチェスターに来る前はしょっちゅう見ていました。というか、うなされていたと言うか・・・。マンチェスターに来てからも2週間ほどはうなされていたのですが・・・。ちょっと怠け心がでてきたのでしょうか。最近はやっと少しリラックスもできてきて、英語の夢を見なくなりました。そんな日々を送っております。
BBC ニュースは毎晩10時〜の全国版と、10時半〜の地方版を確認しています。当初は、音声で受け取った情報は absolutely に 0 だったのですが・・・。今は、単語レベルなら 50% くらいわかるようになってきました。ですが、肝心の「で、あなたはどっちの意見を支持しているの?」が全然わかりません。今後の自分に乞うご期待、ですかね。
という近況は置いておいて。
せっかく blog なので、賞味期限は半年くらいかもしれませんが、英国生活を始めるにあたって的ななかなか分かりづらいノウハウを3つほど書いておきます。
1) 銀行口座の作り方
2) unlimited な SIM の入手方法
3) 日本からのお得な送金方法
の3本立て(の予定)です。
さて、初回。
1) 銀行口座の作り方
まずは、web で調べてみました。バークレーズが良いとな?ふむふむ、と思って、こちらの staff に聞いてみました。
イギリス主要銀行5つを紹介!口座開設からカード発行までの手順
「そもそも半年間しか滞在しない予定であれば、銀行口座は作れません」との事。それでも、どうしてもトライしたいなら、「ロイズに行きなさい」との事。モアベターだそうです(< 英語おかしい!、笑)。
ですが、近年は web 銀行がありまして、との事。monzo さん。
これはナイス!でした。と言う訳で monzo さんでの口座の作り方と debit カードの作り方 & 入金(チャージの仕方)をお伝えします。
1-1) 口座の作り方
・上記のサイトからアプリを DL
・インストール後、住所などを登録し、パスポートの写真を撮って送付
・・・・ over.
ヒジョーに簡単でした!(w
謳い文句の通り、5分でできました。すばらしい。でも、これだけでは何もできません。カードが無いので支払えないし、そもそも入金が無いのでお支払いもできません。
1-2) カードの作り方
・1-1) の際に「カードを作りますか」と聞かれるので、「yes」とチェック
・カードの送付先住所を入力(ホストファミリーでも、学校でも ok)
・・・・ over.
ヒジョーに簡単でした!(twice)(w
これで、2営業日程度でカードが配布されてきます。まっピンクの素晴らしくどぎついカードです。お財布の中での存在感の屹立っぷりったら、もう、富士山レベル。これで見失わない。素晴らしい。闇夜でも使えます(しらんけど)。
1-3) 入金の仕方
これが、ちょっとだけややこしかった・・・・。
4つあります。
1) サラリーの振込 < 無理っすね
2) UK の銀行から振込 < にわとりたまご
3) cheques から入金 < 困惑が深まるばかり
4) 店舗から入金
というわけで、必然的に 4) です。
アプリから「最寄りで入金できる店舗」がわかりますので、レジで丁寧にお兄さんに言いましょう。「monzo のアプリでこの店舗が入金できるとなっているのですが、どうやるのですか?」。はい、10中8,9、「そんなのわかんないよ!」で追い出されます。2店舗、追い返されました。???。自分の英語力の問題なのか、そもそも monzo アプリの使い方を間違っているのか、お兄さんが素人なのか、それとも英国人は実は monzo は使っていないのか?(そんな事はないのですけども・・・)。
答えは「お兄さんが素人」でした。そりゃただのアルバイトの方ですものね。
で、3店舗目でやっと入金してもらました。あと2店舗ほど追い返されていたら、もう気力が萎えてしまって、今後一切トライしないところでした。おそるべし、英国レジ事情(絶対彼らは、軽減税率対応は無理だ!、笑)。
方法は、monzo カードをレジの方に渡して「xxx ポンド入金したい」って言って、現金か別のカードで支払えば完了です。10分ほどで、アプリに「入金完了したぜ!」という通知が届きます。カードは IC チップが入っていて公共交通機関とかの精算で重宝します。小銭いらずになってとっても楽。ですが、入金毎に 1ポンドはかかります。これが地味にパンチが効く。この問題を回避する方法を見つけました(と、思います。今トライ中)。
その話は、「3) 日本からのお得な送金方法」で。
では、良い週明けを。
はぶ あ ぐっど うぃーく へっど、ふれんど。
2019/9/29 日曜日.
2週間が経ちました
Filed under: 遊学 2019 — kawahara @ 16:13:46 ページTOPへ
イギリス遊学2週間が経ちました。
全然英語の上達は無いですね、実感的に。(笑伝えたいことを伝えることはできるのですが、返答は聞き取れない。イギリス訛りがなんとかではなく、どうしてもまだ言葉を拾ってしまって・・・。あと2週間でそのあたりを改善するのが目標です。さて、到達するでしょうか。
その後は、少し専門的な勉強もしてみたい。できればボランティア的な活動もしてみてもう少しイギリスの社会というものを知っていきたいです。
この2週間、大きな経験と小さな経験と、いろいろありましたので、備忘的にも書いておきたいです。
1) 移転
ホストファミリーを移転しました。初回の方のお家は・・・、とても汚くて。正直、寝てる間に寝返りをうつのも厳しい感じでした。もちろん、一度でも床に触れた衣類は全て着れない・・・。なかなかでした。逆にリラックするタイミングはどこにも無いので「色々なことに集中できて良い感じ」という面もあるにはありましたが・・・・、厳しすぎました。自分に甘い私は移転を実施。2nd ホストファミリーはとても良い家で、逆に落差が凄すぎてビビっています。(笑
最初のホストファミリーはかなりのカオスっぷり(生後1年未満のシングルマザーのフィリピン人も同居していて、たまに彼女の”ボーイフレンド”が泊まりに来る、とか、一人で朝食をいただいているとホストマザーの部屋から、ごっつでかい真っ黒な方が出てきてスーと玄関から去っていく、とか)でしたが、2nd ホストファミリーは逆にかなり tidy。10 pm になると必ず声をかけていただきます。「一緒に BBC news を観て、世界について議論をしよう」と。世界の右翼化傾向とか、Brexit とか、日本の議会制度とか、海水面の上昇とか、Thomas cook の件とか、いろいろと話をします。
2) 日本人の輪
基本的には意図的に日本人の集団を避けています。最初の週は、各自がバラバラでいたのですが、そのうち集まりだして・・・・。
2週目には、「日本人同士の親睦会」と「日本人主催の、仲間を誘った welcome party」を実施しました。やっぱり、良く無いなぁ、と。
特に「日本人同士の親睦会」は完全に日本語でした。まぁ、2週間だして仕方がないのかな、とは思いつつもそれはちょっと違う感じもしておりまして。そうは言っても、何かしら頼りになるのも日本人なので関係性はあった方が良さそうですし。難しいですね。
3) 最初は
マンチェスターへの移動は、20時間かけてヒースローへ。その後、ヒースロー近くのホテルで、ロンドンで一泊して、翌日にバスでマンチェスターに移動、マンチェスターの市内で一泊して、翌日にホストファミリーに移動、でした。なんとなく、マンチェスターのホテルで一泊している時に、一回だけ不安になりましたね。ここで、何を得れるんだろうか、本当にここで良かったんだろうか、とか考えてしまいました。そんな事を考えても仕方ないのに。とにかくその場でやれる事をやるしかないはずなのに、です。ただ、なんとなく、2日目に思った寂寥感?を忘れないように記録はしておきます。
昨日は、コロンビア人と一緒に国立公園に行ってみたり、と楽しんでもいます。この非常に得難い体験をどうやって会社にフィードバックするか・・・、それは、あと2ヶ月経ってから本気で考えさせてください。
まずは、自分自身の成長を最優先で。
思うところはまたつらつらと書かせていただきます。
最初のホストハウス。ちょっと・・・、外観でも汚れが気になります。
こちらが 2nd ホストハウス。こちらの建物は全てこんな感じです。
2nd ホストハウスのキッチンから。リスが良くきています。
マンチェスターは大体曇り、です。
1日に2回ほど1時間程度雨が降ります。毎日。
こんな市場もありました。でも、これは平日16時の写真。絶対余るはず。翌日にはこのまま遷移するのかな・・・・。衛生的には・・・?
2nd ホストマザーのある日のお料理。とてもお料理が上手でいつもとても美味しいです。
近くの国立公園に行ってきました。電車で1時間。その後バスで20分。ただし、そのバスは1日に4本!!
2019/9/23 月曜日.
イギリス行ってきます
Filed under: 遊学 2019 — kawahara @ 15:31:38 ページTOPへ
45歳になりました
2019.9.13 45歳になりました。
あまり誕生日を公開するとよくないですかね。なんだろう、セキュリティ?、プライバシー?。
あまり失うものも無いのでいいでしょう。(笑
さて、本日、イギリス行きの飛行機に乗っています。目指すはマンチェスター。
何をしに・・・・?遊学、です。今日から半年間。この歳で。会社を皆さんにあづけて、です。
なんで、このタイミングで遊学をするのか、そこで得たものは何だったのか。
後日振り返るために、記録を残していきたいと思います。今後は少しこの blog もこまめに更新していこうと思います。
いつもながらどこまで続くかわかりませんが・・・・、みなさまよろしくお願いいたします。
さて、まずは、「なぜ、このタイミングで遊学をするのか」ですよね。
初回としては、そこを記録できれば、と思っています。
まずは経緯を。
ferix という会社を興してから 15年になりました。前職で5年ほど働かせていただきましたので、社会人歴は20年になりました。
神戸で、世の中を斜に構えて「自分はなんでもできる」「でも、勉強なんてなんの役にも立たないからやんない」とやんちゃに思っていたお子ちゃまもそろそろいい年になりました。子供も、高校生になっています。
45歳になりましたが、これから65歳くらいまで、約20年くらいは、まだまだ社会を生産する立場で支えるのだろうな、と思った時に、「今、もう一歩、この年齢で成長しておかなければ」と思ったのが最初のきっかけだったかと思います。それまでは、「会社を回す」ということに本当に精一杯で。色々な方から色々なアドバイスをいただいて、本当に心から「おっしゃる通りです」とは思っていましたが、一方で、「でもね、今はね」と思ってきました。そこから、ようやく半歩進むことができて、「その先」を考えることができるようになったのだと思います。
なぜ年齢を感じるようになったのか。きっかけは、脳作業を含む肉体的な衰えを隠しようもなく感じ始めたからかもしれません。私はずっと野球をやってきて、30歳くらいで「伸びない」ことをしっかりと感じました。35歳くらいで「なんとなく落ちている感じ」を感じて、40歳くらいで、「確実に下手になっている」とわかるようになりました。しかも、毎年極度に。それが、ここ数年は、知的作業にも年齢の影響が出ているな、と感じるようになりました。集中力が持たない、記憶力が悪くなっている、という事で感じることが多くなりました。
これから全ての単純能力がくだり坂の人生で、あと20年どうやって、今まで以上に会社に、社会に貢献していくのか、と思った時に現状に危機感を感じました。もっと自分が成長しておかないと、と。そして今らならギリギリ「自分の成長」を目指せるんじゃ無いかと思ったのです。何かをしなければならない、今始めなければならない、と恐怖心に追い立てられるように思ったのがそのタイミングでしたでしょうか。
やることは海外遊学でなくても良かったかもしれません。選択肢はとてもたくさんあったように思います。そこは、あの偉大な孫さんの言葉をお借りすれば「自分を追い込む必要があった」と思っています。家族から離れて、会社から離れて。
今年の4月の「中期経営計画の発表」の場で、「2020年に川原自身が遊学をする計画で進めていく」と社内に発表をさせていただきました。なんの具体性も無い話でしたので、社内的には「よくあるいつもの話」の一つとして受け止められていただけのように思います。
#同時に、「シリコンバレーに挑戦する Android エンジニアの募集」をさせていただきました。
こちらはどちらかというと、期間、行き先、やる事が決まっている具体的な話でしたが、社内のどなたかからも応募はありませんでしたね。。。(笑
遊学の滞在主目的を語学研修において検討をしていました。一番、やりやすいかなと思いましたので。ここはあまり深くは検討していません。
来年の春からの準備をするには、7月くらいには準備を始めなければというのを聞いて7月に初めてみました。コーディネータさんの話を伺うと、やはり7月末にはいくつかは決めないといけないことがある、という話でした。ですが、案の定業務が忙しくて・・・・。で、8月に入ってしまって慌てて色々検討してみると、半年後に会社や社会がどうなっているかわからないのに何も決められない、という壁に当たりました。それこそ、「遊学なんかしている場合じゃないよね?」ということは容易に考えられる・・・。
そんなこんなで悩んでいると、「イギリスなら visa 無しで半年勉強できるので、9月からでも遊学可能」といただきました。今年なら(ある意味)会社が、社会が安定しているかな、と思い始めていたのでまさに渡りに船の提案でした。一人で検討してみた結果だと、go でした。ただ、これをどうやってみんなで検討するか。1週間ほど、社内幹部に連携して検討して、結果全社員さんに確認して決めようと決めました。で、結果、「行ってきても良い」の全員一致でした。
#帰ってくるな、もありましたけど・・・。
その投票の結果、現実味が増したので本当に悩みました。誰にどんなご迷惑、マイナスの影響が出るのかな・・・、と。色々考えましたしたが、人生のラストチャンスと思って挑戦させていただく方をとりました。ご迷惑を、ご負担を、期待を裏切ってしまっている皆様、すみません。
今回の遊学は、自分自身「岩倉使節団」に重ねています。(笑
それくらいの成果を持って帰らないと、そして、残った会社のメンバには暫定政府ほど、すごい成果を出してもらいたいと思っています。
遊学のゴールに関しても思うところはありますが、今はあまり書くようなものでも無いかもしれません。
なんとなく思っていることは、ファイナンスやチームビルディングも勉強できればな、と思っています。
そして、日本と一緒に仕事をやろう!という仲間を見つけることができれば。
自分に期待しています。自分にビビってもいます。
とにかく楽しみます。楽しんで成果の最大化を。
では、みなさん、また明日。
写真は、最初にとまったマンチェスターのホテルです。ただのスナップショットなのに映えるなぁ。
2019/1/3 木曜日.
2018年 ferix 10大ニュース
Filed under: 社長として Blog — kawahara @ 16:35:49 ページTOPへ
ついにー!!
年間の10大ニュースを年始に書くようになってしまいました・・・。
とほほほほー。
失礼いたします。
ferix 年間10大ニュース!
遅ればせですが、お楽しみくださいませー。
2018年分です!!
1) 本社移転
2018.1.9 本社を移転いたしましたー。
ついに東京上陸。2005年に埼玉県戸田市のワンルームマンションで仕事を始めてから 13年。
戸田で、ワンルーム > 2K > 3LDK > 100 m^2 の事務所、ときてとうとう大都会に移転です。
会社が大きくなってきた、というよりも「変わらなければ」という感覚の方が強いでしょうか。
大前研一さんがおっしゃってました。
「自分を変える方法の1つは「住む場所を変える」こと」
住む場所ではありませんが、会社の所在地を変えてみました。
さて、移転から1年経ちました。何が変わってでしょうね。社員の皆さんの仕事ぶり、マインドセット、変わりましたでしょうか。
入社応募いただける方々はかわったんでしょうか。今まででも十分素晴らしいメンバでしたけども。
先日の忘年会で、弊社創業メンバの平尾さんが言ってはりました。
「変わった、と思うことが無い年が無い、毎年の ferix ですが、今年もありがとうございました」、と。
まさにそうですねぇ。
小さいコップの中で暴れまわっているだけですが、それでもとにかく毎年暴れてはいます。
さて、来年も早々に移転しましょうかね。
2) 営業メンバ入社
ついに、「非戦闘員」の入社です。(w
#そんなこと言ったら怒られるな・・・。
それにしても「作り手であること」、「技術者集団であること」それらを一丁目一番地に置いている我々が
「営業」という武器を手にしました。いや、今は当面「人事」をやってもらっています。
長く親交を温めていたのですが、本社移転を機に本格的に合流の可能性を目指して検討を行い、無事合流いただきました。
さて、ここから ferix が跳ねるも跳ねないも彼次第・・・。
なーんてね。
気負わず、楽しく、やっていきましょう!!
3) スピードスター入社
2017年の忘年会に面接後に参加。
その勢いのままで、入社を決めてくれた何事に関してもスピードスター!
かっちょよく彗星のように登場しました。
入社後一貫して、機械学習畑を歩いてたった一年で、押しも押されぬデータサイエンティストに駆け上がりました。
素晴らしい。才能も素晴らしいですが、努力も素晴らしい異人です。
高能力だらけの弊社の中でも異才を放つ彼に今年も大注目しております。
4) mind sphere 事業スタート
2018年9月に SIEMENS とパートナー契約を結びました。
彼等の IoT プラットフォームである、mind sphere を弊社の IoT 事業の中核において、2019年は活動していければと
思っております。
5) 教育事業スタート
こちらも、2018年に開始された新事業ですね。
主幹は、弊社の創業メンバの一人、平尾さん、です。
2018.12.6 に初回スタート。まずは、プログラミング初心者向けに、AI(機械学習)周りをお伝えさせていただいております。
【超初心者OK】AI・機械学習ハンズオン @池袋 Vol.1
いくつかの使命を同時に帯びています。
1) ferix のプレゼンス向上
2) AI(機械学習)に関わるエンジニアの絶対数の増員 < なんといいますか・・、社会的に価値のある行為かな、と勝手に・・・。
3) 「機械学習を教える」ということに対して社内の知見蓄積
4) 人との出会い
将来的には収益化できると良いですね。
この事業も伸び代の大きい事業だと思います。2019年、わくわくしております。
6) bot 事業加速
弊社では、HMI(Human Machine Interface)に力を入れております。
IoT も、AI も HMI に集約していければ良いな、と考えています。
その中で、人とのコミュニケーションに注力するという視点で、いくつか bot サービスを
展開しております。
2017年は食器販売の bot を、2018年は観光案内の bot をリリースさせていただきました。
社内でも bot 開発メンバのリソースも増えてきております。どうやって、我々の日常に bot を
より身近な存在にしていくのか・・・、課題はたくさんありますが、引き続き HMI は事業の中心に
据えていきます。
7) 新規事業室、開室
弊社は創業以来、ちまちまちまちまと・・・・・、色々な「面白い事」に手を出してきました。
その中には、いくつか「できれば採算がとれるような事業になると良いな・・・」と思うものも
ありました。
残念ながら、2018.12.31 時点ではまだどれも収益性のある事業には育っておりません。
非常に、ホントに、残念です。
これは、ひとえに代表である私の責任。同時に、能力不足です。
一人で足りないなら、人数を増やせば良い!、とうい単純な発想で「新規事業開発室」を開室しました。
今、部署的には室長一人、です。(w
ただ、その室長の発案で、SIEMENS の mind sphere 事業が始まりましたし、教育事業も始まっております。
その2つを巻き込んだような構想を少しづつ練っております。
この年末年始、少しづつ形になっているようにも思います。
2019年も新規事業(?)、始めましょう。
8) 部門制導入
たった、14人の組織で、部門制を導入してみました。(w
なにしろ、さすがに私一人で方針立案 & 遂行確認 & 遂行補助 をできる能力の限界値に
達しました。もともと高能力では無いにのに・・。
まずは、「開発部」、「人事部」、「管理部」でしょうか。
私の手元の作業としては、「経理」を分離したい・・・。
もちろん、また、2019年もいろいろ変えていきましょう。
9) エビ、繁殖
亀、金魚、メダカ、となかなか定着しなかった ferix いきもの係ですが、ついにエビが繁殖するようになりました!
とはいえ・・・・、メダカも最盛期は 50匹くらいいたからなぁ・・・。
まだ安心はできんでや・・・。
10) エースみのるくん、退場
SUS さんからの特命を帯びたヘルプメンバとして長らく ferix メンバとして頑張ってもらったみのるくん(田中)ですが、
ついに 2018.10 で一旦終了。自社業務に戻られました。
長い間ありがとさん!
そして、ferix の経験を大きく自社案件に活かしてくださいね!
もーーーーーし!
自社案件が行き詰まれば、いつでも帰ってきてください。ferix HP のメンバ一覧からは暫く外さないからね!
ほんとに3年間ありがとう!!
というわけで、少し遅ればせですが・・・・。
ferix の 2018 10大ニュースでした。
2019年も!よろしくお願いします!!!
2018/3/5 月曜日.
「情報通信研究機構(NICT)が持つ同時通訳の基幹技術の民間開放」で何かしたいなぁ
Filed under: 社長として Blog — kawahara @ 9:06:11 ページTOPへ
みなさま
川原です
さて、2018年2月が終わりましたね。
「2月は逃げる」とはよく言ったものです。もう、2018年も 1/6 が終わりました。
2月はいろいろなことにパッチを当てるのが精一杯で・・・。
本当にあっという間に終わりました。
2月の活動に関して言えることがあまりない・・・。
#いや、精一杯活動はしましたが。
さて、表題の件は先日(3/2)のニュースです。
○ AI通訳、技術開放で磨く
総務省、五輪にらみ企業に データ蓄積・精度向上
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27559310R00C18A3MM8000/
なにか、やってみたいですねー。
ボイストラ、なかなかの精度ですしね。
何か面白いことを考え疲れた事業会社の方、ぜひ、ご連絡をお願いいたします。
弊社は PoC に慣れていて、アプリ開発ができて、AI に注力している会社でございますので。
あ、IoT に絡めるのも楽しそうです。